地震に備えて
沼袋町会防災本部では、中野区などと協働し震災などに備えて次のような取組を進めています。
■ 防災倉庫
沼袋町会区域内には、震災時の消火・救助活動や避難誘導等に使用する資機材を格納している防災倉庫が2か所設置(禅定院、沼袋公園)されています。
震災時には、これらの資機材を活用し防災活動を行っていきます。
■ 避難所運営
震災時に避難が必要になった時の避難所は「第七中学校」です。
避難所には、防災資機材とともに皆様が安心して避難生活を送れるように備蓄物資を中野区が確保しています。また、震災時の避難所運営が円滑に行われるよう「避難所運営会議」や「避難所開設・運営訓練」を中野区、江古田1丁目防災会とともに実施しています
● 避難所備蓄物資
〇 食料品及び給食用品等
・クラッカー 4,000食
・アルファ化米(わかめご飯・五目ご飯) 900食
・おかゆ(白がゆ) 960食
・食物アレルギーの患者さん用野菜がゆ 100食
・割り箸 2,500膳
・スプーン 140本
・紙ボウル 2,000枚
・紙コップ 2,500個
・給水袋(飲料水用) 200枚
・固形燃料 16缶
・ひしゃく 10本
・かまどセット(五升釜) 3組
・粉ミルク(300g缶) 50缶
・ミルクアレルギーの赤ちゃん用粉ミルク(800g缶) 2缶
・哺乳瓶 35本
・調乳用保存水(1.5ℓ) 80本
〇 生活用品等
・ランタン(乾電池式) 50台
・毛布 1,230枚
・サバイバルブランケット 1,430枚
・敷マット・エアーマット 1,140枚
・タオル 1,380枚
・マスク 3,000枚
・ごみ袋 10,000枚
・間仕切りセット 90枚
・室内テント(更衣・授乳) 2張
・灯油ストーブ 4台
〇 トイレ用品等
・仮設トイレ 5基
・簡易トイレ(ポータブルトイレ) 5基
・マンホールトイレ 4基
・凝固剤一体型便袋 3,800枚
・トイレットペーパー 300巻
〇 衛生用品及び薬品等
・紙おむつ(成人用) 150枚
・紙おむつ(乳児用) 1,030枚
・生理用品 2,400枚
・手指消毒剤 3本
・救急カバン(軽傷用) 2箱
・次亜塩素酸ナトリウム 1本
・残留塩素測定キット 1箱
・消石灰(消毒用) 3袋
・クレゾール 1本
・消毒用噴霧器(クレゾール用) 1台
〇 その他
・レスキューカー 1台
・担架 1台
・ベッド 5床
・防水シート 50枚
・ロープ 2巻
・LED懐中電灯 30台
・ハンドメガホン(電池式) 1台
・手回し充電式非常用ラジオ 16台
・簡易筆談機 2個
・立入禁止テープ 10巻
・災害時特設公衆電話 3台
・避難所運営用品(腕章・筆記具等) 2箱
● 避難所防災倉庫の資機材
・小型発電機(2,300、2,400、2,500、2,800ワット)1台
・投光器セット(300ワット3台) 1組
・煮炊きレンジセット(2斗鍋) 2組
・浄水器 1台
・組立水槽(1、1.5t水槽各1台) 2台
・ポリタンク(20㍑)50個
・揚水器 1台
・応急給水スタンドパイプセット 2組
※避難所設備には他に、防災行政無線、防災用井戸等があります。
■ 防災訓練
沼袋町会防災本部は、中野区等の協力を得て、また協働し各種防災訓練に取り組んでいます。
〇 地域防災訓練
沼袋町会防災本部を主体に消防署指導の初期消火訓練や日赤の救護訓練など様々な防災訓練に日頃から取り組んでいます。これからは、町会区域内の住民の皆様がより参加し易い防災訓練の充実を図っていきます。
〇 避難所開設運営訓練
沼袋町会の皆様の避難所は「第七中学校」です。この避難所は「江古田1丁目町会地域防災会」とともに運営していきます。
そこで毎年、中野区や江古田1丁目町会地域防災会とともに避難所開設運営訓練に取組んでいます。
中野区町会連合会が主催する初期消火機器操法大会に参加し、スタンドパイプの操法やバケツリレー競技を通じ、いざという時の初期消火態勢の強化を図っています。
中野区では数年に一度各地域で総合防災訓練を実施しています。
沼袋町会防災本部は、令和4年11月に「沼袋・江古田4丁目地域」を対象とする「中野区総合防災訓練」に参画、参加しました。
この訓練は、まちなかの初期消火訓練や避難誘導訓練、また緑野中学校で行われた防災関係機関による参加体験型訓練や啓発コーナーの見学など、沼袋町会員等約100名近い参加者があり、大変有意義な訓練でした。